周波数とは?

1秒間に繰り返される振動回数「波打つ回数」と言った表現の方が分かりやすいかもしれません。
1秒間に500回であれば500Hz(ヘルツ)と表現します。周波数の値が高ければ高いほど音程も高くなり、低ければ音程も低くなります。

 

 

可聴域とは?

聴覚で音として感知することができる周波数帯域

人間の可聴域は、20~2万Hzと言われていますが、高齢になるとこの可聴域は狭まり、1万Hz以上は聞き取りづらくなると言われています。

 

音の振動によって「水が波打つ様子」は目視できるので、音が振動していることは理解できます。

でも、「音がしない」ものまで振動している、となると少し混乱するもの。
これを「音がしない」のではなく「可聴域でない」と考えてみてください。

 

例えば、孫には聞こえる2万Hzの音が、おばあちゃんに聞こえない時の状態を整理すると、

×:「気」のせい、空耳
×:「音」がしない
×:「振動」していない
〇: おばあちゃんの「可聴域でない」ということです。

 

共鳴とは?

同じ周波数を持つもの同士が、自然に振動し始め、エネルギーが増幅されること。

 

同じ周波数の音叉を2本用意し、片方だけ鳴らすと、もう片方は何もしなくても振動する映像を子どもの頃に見た方も多いでしょう。あれが共鳴です。

 

臓器にも「聞こえない(可聴域でない)」けど、それぞれ固有の周波数があり、その固有周波数を保つために24時間休むことなく稼働しているのです。

そして、この固有周波数が乱れた状態が「病気」であり、臓器同士の「癒着」です。

 

これらは、「振動医学・波動医学」として確立されており、アメリカのコーネル大学付属病院腫瘍科では、1990年代に既に治療の一環として取り入れています。(参考文献:『音は何故癒すのか』ミッチェル・ゲイナー著)

 

 

脳波とは?

脳内から発せられる微弱な電子信号です。脳波の測定で、心身の状態や思考・行動傾向もわかります。頭皮上、蝶形骨底などに置いた電極で記録することができ、主に次の4種です。

 

・アルファ波:閉眼覚醒時(目を閉じた時)に出現する波形で8~12Hz
・ベータ波:計算問題など脳を使うと出現、13Hzから30Hz
・シータ波:癒しや瞑想状態、浅い睡眠状態、4~8ヘルツ
・デルタ波:深い睡眠状態、2~4ヘルツ(脳卒中などで脳が壊れると、デルタ波になり機能が低下した状態を表す)

 

自律神経とシータ波の関係

 

計算問題を解き、脳波がベータ波を示した後に、音叉の倍音を聴くと、シータ波に変化することが、脳波測定器で確認されています。

音叉を「聴いただけで癒された」と感じるのは、思い込みではなく、実際に脳波が癒しの周波数であるシータ波に変化しているからなのです。

 

脳波がシータ波になると、リラックスするので、不安定だった自律神経も安定していきます。

自律神経が安定すると、次の3つのような変化があるので、目安にされてください。

 

  1. 【ストレス軽減】同じような事象でも苛々しなくなった、氣にならなくなった
  2. 【疲労感の減少】同じ負荷でも、前ほど疲れを感じなくなった
  3. 【気力が続く】無理やりモチベを上げようとしなくなった、気持ちが安定してきた

 

音叉のセッションの感想では、この3つがとても多いことから、倍音の効果で自律神経が安定することを実感しています。