副業を始める際、会社付き合いを100%辞めた・・・と言うと「そんな勇気ありません⤵どうしたら?」と聞かれることも多いのですが、”嫌われる勇気”、なくても大丈夫でした。

【目次】

・ 何度も読み返して・・・
・ 実際にやってみたコト
・ 不安になる暇?

何度も読み返して・・・

私に”嫌われる勇気”があったかと聞かれたら
「なかった!」と即答できるほど

そんな勇気は最後までありませんでした。

むしろ誰よりも
・ 嫌われるのが怖い
・ 認められたい
・ 上手く付き合っていたい

と思って、それは幼少期からの根深いものでした。

だから
アドラーの『嫌われる勇気』は
何度読み返したか分かりません。

あの青い表紙に、デカデカと『嫌われる勇気』
と書かれているのが恥ずかしくて

表紙を裏返して、バックに入れ
不安になった時に、そっと開いていました。

読むたびに、数々の言葉は
背中を押してはくれたけど

こうして書くと、当たり前の話ですが
繰り返し読んだところが

「勇気」が手に入るワケではなく
「不安」が消えることはありませんでした。

実際にやってみたコト

そんな根深い思い込みのある私が
やってみたコトの一つが

とにかく「仕事を丁寧にやる」
これを徹底してみました。

というのも・・・
会社員時代を振り返ると
トラブルを押し付けられることが多くて

「ただでさえ忙しいのに、またトラブル?」
みたいなことが日常で

状況も状況だし、とにかく
早く解決!早く仕上げる!が優先で

いつも余裕がなくて
・・・雑でした💦

だから・・・
会社を辞める覚悟がついて
ソコソコ付き合いも辞めると決めてから

「仕事を丁寧にやってみよう。

この会社で私が最後にできることって
それくらいしかないし・・」

そんな気持ちで
じぶんが数年内に不在になることを想定して

あらゆる仕事を、プロセス含めて
記録したり、思いつく限りのことに
取り組んでみました。

不安になる暇?

「思う」のと実際に「やる」のは
どんなことも大違いで、

特に5年とかの長期プロジェクトだと
「私、その頃いないしなぁ~」と
いろいろ大変で・・・

不安になる暇もないくらい
じぶんの仕事に夢中になっていて

同じ会社で退職の計画を話していたのは
たった一人の友人だけで

「何も言わずに進める」って
ほんと。。。難しいですよね。

そのたった一人の友人に
ランチタイムにあれこれ相談しながら

ほんとうに、いろいろと悶々と
悩みながらも、やることをやっていたら

段々と不安になる暇もないくらい
忙しくなっていって

嫌われる勇気なんて
最後まで持てなかったし

退職届けは何度も差し戻されて
苦戦したけど

仕事はちゃんと最後まで全うできて
何より・・・

あれほど嫌だった会社なのに

「あれ?嫌じゃない?私」
と思うほどになって

最後は、会社員生活の15年を過ごせたことに
心底感謝できるようになって

じぶんとしては満足して退職することができました。

だから
いま、いろいろと勇気が持てないと
悶々としている人がいたら

それは、なくても大丈夫だと
伝えたくて書いてみました。