骨振動の影響
体にあてるタイプの音叉は、その振動が骨から皮膚を通じ、血液リンパまでその振動を届けます。
実際には、もっと複雑で精緻なメカニズムなのですが、簡単に言うと、健康な箇所では振動が「強く」、弱っている箇所では「微弱」になります。
若い方が強いとか、女性より男性の方が強いという違いはありません。
「弱っている」を他の表現にするなら、「詰まっている」が近いように思います。
人によりますが、血液、リンパ、筋肉など何かしら「詰まっている」箇所に、音叉を当てると、反応は「微弱」で、調整すると「強く」なります。
登校することが辛くなっていた小学生の女の子に施術したことがありますが、説明しなくても
「あっ、ここだけ弱い」と子どもでも分かります。施術後の変化も、本人が分かります。
その女の子も
「なんで?強くなった」と言った後、突然、咳が出ましたが風邪をひいていた訳ではありません。
「詰まっていたのが取れた、息がしやくなった」と、本人が明確に分かることが多いです。迎えにきたお母さんは、その子の顔色の変化に
「音叉でなぜ顔色が良くなる?」と首をかしげていました。
心理的要因は、身体の特定の部位に影響を与えます。音叉でその部位にアプローチすると、心も体も同時に回復することがよくあり、骨振動の効果・影響は、時に私の理解と想像を超えます。
血流改善
様々な種類の音叉があるのですが、周波数が違っても外観はほぼ同じで、音叉そのものは、なんというか、見た目は地味で、とても効果がありそうに見えません(笑)
なので、音叉の実物を見ると、
「本当にこれで血流改善するの?」と皆さん半信半疑です。
個人差がありますが、一回目の施術で血流改善を実感され、手足もポカポカするという方が多いです。
「まだ手足はやっていないのに、何故ですか?」という質問も多いです。
いつも人体絵本を使ってご説明するのですが、私達の血液リンパは全身を巡っており、「肩に当てたから、肩の血流だけ」ではなく、血液は全身を巡り、手足まで流れていきます。
人体の構造上、肩の骨の振動が、全身の血液に振動を与え、全身の血流が改善するのは当然なのでしょう。
理論上は理解できても、触っていない箇所の血流が改善するのは、不思議な感じがするものです。
それは、マッサージなどの経験からくるのかもしれません。
「あとドコを揉みますか?」などと言いますものね。
私達の「思い込み」は沢山あって、どれも本当に面白いですね。
この「思い込み」が体に影響を与える影響については、
脳体食のpositive作用mini講座でお話しています。
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