30年近くこの仕事をしていると
「奇跡は突然起こる」というより
「始まる」という表現が
しっくりくるように思います。
たとえば
「分かってる。後回しにするの私の悪い癖なの」
などと言っている人の
長年の癖がある日突然
魔法のように消えるワケではないですよね。
「●●って分かってなかった・・・。」
とあなたが言ったら
それは、奇跡が始まるサインです。
私たちがよく言う「分かってる」って
一般論として知ってるだけで
自分事としては
「分かってない」コトが多くて
これに気づかないと
奇跡は始まらないようです。
一方で
気づいた人はテーマが何であれ
「誰か」や環境などの外側より
「自分」の内側に焦点を当てるようになります。
解決の糸口は
いつだって「自分の中」にあります。
99%の人が
活用していないと言われていますが
「自分の中」は真夜中でも早朝でも
24時間365日いつでも使えます。
これで奇跡が
起きないワケがありません。
ココで重要なのは
言われて気づくのではなく
自ら気づくことです。
答えを聞くのは簡単ですが
答えを聞いてしまったら?
自ら気づく
ことはできません。
すこしだけ
子どもの頃を振り返ってみてください。
「宿題をやってから遊びなさい」と
言われたことがある人は
「そんなの分かっている」
と思ったのではないでしょうか?
言うのは簡単ですが
学びの素晴らしさを気づかせるのは
簡単ではありません。
もしも
子供たちが自ら気づいたら?
親が言わずとも学び続けるでしょう。
その後の展開が驚くほどスムーズだと
私達は奇跡が起きたと感じるようです。
私たち大人にも
同じことがいえるのです。
目の前のクライアントさんについて
どれほど気づいたとしても
「言わない言わない」と呪文のように
ココロの中で唱えるのはこの為です。
「今、何を伝えたら気づくだろうか?」
そう考えながら対話を続けていくと
やがて
必ず分かってなかった「何か」に
自ら気づきます。
すると遅々として進まなかった事でさえ
驚くほどのスピードで解決し
奇跡を目撃することになります。
分からないコトだらけの自分だけど
24時間365日閲覧無料です(笑)
わたしは今も
毎日のように
分かってなかった「自分の何か」に
気づいて驚いています。
あなたは最近
何か気づきましたか?