中学の学年主任が繰り返し言ってくれたこの言葉は、忙しいあなたを癒してくれるかも。

【目次】
・「ゆっくり急いで」の使い方
・相反する要素の統合?
・現実主義とスピリチュアルの両立(お薦め記事)

ゆっくり急いで

先生はいつも絶妙なタイミングで
「はい!急いで!ゆっくり!」と言った。

その度に生徒達は
「え?どっち?」とキャーキャー騒ぎ

先生が
「ゆっくり急いで」というのがお決まりでした。

先生が言うには
「ゆっくり丁寧」と
「急ぐこと」は両立できると。

たとえば体操服を
「ゆっくり丁寧」に、かつ
「キビキビ」と畳むことは可能だと。

急ぐから乱暴に畳むなんて
乱暴な考えだし

ノロノロやっても
丁寧には畳めないと。

「ゆっくり」と
ダラダラやノロノロを一緒にしないで

ゆっくり丁寧に
キビキビ行動していたら
ゆったり生きていけると。

厳しいけど、素敵な先生でした。

忙しくて生活が乱暴になってきた時
ふと、この言葉を想い出します。

そして
「ふぅ~~」と息を吐きながら

「ゆっくり急いで」と言うと
心が落ち着いてきます。

バタバタしている時ほど
この言葉の効果が分かると思います。

相反する要素の統合?

「ゆっくり」と「急ぐ」のような
相反する要素を

日々の暮らしの中に統合していくと
生きることは
今よりもっと楽に自然になっていきます。

その理由は
自然界に答えがあります。

朝と夜
夏と冬
晴れと曇り
暖かい日と寒い日

自然界は全て、光と闇のような
相反する要素の統合でできています。

それらは2極ではなく
その間には、無数の要素が存在しています。

それを私達に分かりやすく
毎日教えてくれているのが

夕焼けの壮大のグラデーションで

「白黒はっきりなんてイラナイよ」
「みんな違って素敵だね」
と言ってくれているように思います。

刻々と変化する美しい茜色や紫色は
「今、この一瞬を大切に」
「全てがかけがえのない存在」
であることを思い出せてくれます。

「統合」という言葉より
「両立」の方が伝わるかな?と思って書いた記事です。

 

以前読んで下さった方も
いま読むと「違うじぶん」を発見できるかもしれません。