自宅SALONでなので、「え、自宅?生活感ゼロですね」「物少ないですね」「どうしてるのですか?」など聞かれることが多いので、振り返って書いてみました。

【目次】

・捨てる?
・捨てるって、結構辛い
・じゃあ、どうする?

捨てる?

じぶんの事って分からないものですね。

「どう捨てているのか?」と聞かれて
分かったことがあります。

それは「意外と捨てていない」
という事実でした。

家の中を見渡してみると
「古くて捨てていない」もの色々ありました。。

たとえば。。。

ぬいぐるみ。。。(汗)

キッチンの棚の上にいる
横浜ズーラシアのオカピーは

確か、息子が3歳の頃に買ったから
21年前ですねーーー

大切にしていたオカピーですが
たぶん10年以上前、中学生の頃

「部屋に置きたくない」と
リビングに持ってきたので

「じゃあ、サヨナラしたら」
と言ったら

「酷いーーー」と返ってきて
「なんじゃそりゃ」と思ったけど

「ま、置けるしなー」と
そのまま約10年が経過してますが

このオカピ。。。
まるで新品みたい可愛い(笑)

ほかにも娘が羊毛フェルトで
こねこねして作ったぬいぐるみ達も

リビングの照明の上に
ちょこんと乗ってて、全部で7体(汗)

玄関にある木製のおもちゃは
忘れもしない2000年のクリスマスプレゼントだし

大き過ぎるダイニングテーブルは
結婚当時購入したものだから
30年近く使ってる・・・

小さいものに買い替えようと
思っていたら
自宅で講座をやることになって
今も現役です。

家にあるお皿やワイングラスは
もっと古いです・・・。

実家で使っていたものを
結婚した時、貰ってきたものだから。

書きだすとキリがないくらい
「捨てていない」ことが分かりました。

捨てるって、結構辛い

改めて考えてみました。
「なぜ、捨てないのか?」

その答えは
「想い出が詰まっているから」

私は自分でも心配になるほど
短期記憶が弱くて、生活支障レベルなのですが

長期記憶だけ無駄に
しっかりくっきり映像記憶としてあって

実家から貰ってきた
魚の形のガラスボウルは

母の定番料理である
完熟トマトスライスに生姜と玉葱の
みじん切りで創ったマリネサラダ用のお皿で

食べる直前に千切りの大葉と白ごまを
うやうやしく振りかけてくれたこと

いつもサラダボウルに残ったマリネ液まで
全部飲んで笑われたこと

それらの残像
今もそのお皿に残っている。

子ども達のものは
その時の会話までクッキリ残っていて
とても捨てられません。

娘が高校の沖縄修学旅行で
創った不細工なシーサーは
今も食器棚の中に座っていて

先日娘に発見され
「まだ大切にしてるー」と笑われました。

というワケで
捨てるって結構辛い!

じゃあ、どうする?

様々な対処法があると思いますが
私の方法はかなりシンプルで
捨てないで済むように

究極に必要かつ
気に入ったものしか買わない

これだけです。

幸い私は、拘りがいっぱいあって
滅多なモノでは心は動きません(笑)

究極に気に入ったものに出逢うまでは
ゼッタイに買わない。

テキトウなもので、済ませたりしない。

不便でも買わない。

例えば
ダウンのコート、着古してしまって
新調しようと思ってから

8年かかって
ようやく今年購入するまで

寒いの大嫌いなのに、
重くて暖かくないウールのコートで

毎年、寒い寒いと大騒ぎして
家族に嫌がられていました。

洋服はさておき家族で使用するものも
なかなか買えないので
家族からはとても不評です。。。

もう5年くらい不在なのが
木製のスープスプーンで

ステンレスのスプーンでスープを飲むたびに

「あちちち、まだ買わないの」
と文句を言われますが

手触り、色、サイズ、塗料など
全て納得できるものに出逢うまで
買いません。

あなたがもしも
断捨離に疲れたことがあるなら

今より、ほんの少し
購入基準を厳しくするだけで

その悩みから解放されるかもしれません。
ぜひ試してみてください。